こんにちは。デスボイス系ボーカルの翔です。
自分の好きなメタル系の曲がやりたい!作曲したい!
やり方をググってみよう…
ポップス向きの作曲方法ばかりで、メタルをどう作ったらいいかわからないぞ…?
なんて困ったことはありませんか。
僕はそうでした。
メタル系作曲の情報が無いと困っているDTM初心者や
そもそも楽器が弾けない人へ
作曲を勉強し始めて1年弱、コンスタントに自分の曲を作れるようになってきたので
これをそろえれば良いよということを少しでも伝えられればと思います。
初めに結論を書いておくと
- ソフトウェア音源を動かせるDAW(Cubase とかStudio oneとかLogicとか…)
- DAW付属のピアノやキーボード音源
- ちょっと気合の入ったエレキギター音源
- ドラム音源
これだけ用意できればカッコいいメタルが作れます!!!!
DAWはソフトウェア音源が使えるなら何でもOK
DAWソフトは音が出て書き出しが出来れば良いので、なんでもいいです。
DTM始めようと入れてみたソフトや、買ってみたオーディオインターフェースに付属してたソフトがあると思うので
そのまま使ってください。
ただし、メタル系音楽のキモになるエレキギターのサウンドに拘ったり
あるいは今後自分でクオリティの高い楽曲をつくりたいとなった時のために
ソフトウェア音源が読み込みできるものが良いです。
その点では一番身近なDAWである「garageband」は残念ながらだめですね…。練習するにはもってこいですが。
ちなみに僕は「Cubase」使ってます。チュートリアルが豊富です。
メタルデモ曲を作るなら鍵盤・エレキギター・ドラム音源があればなんとかなる
メタルに限らずですが、音楽は
- メロディ
- コード
- リズム
の3要素で成り立っているといわれています。
たとえデスボイスがゴロゴロしている近代のメタルにおいても例外ではありません。
(メロディが希薄なものもありますが…。)
この3要素を最低限の役割としてメタルに合う楽器に割り当てると…
- メロディ…ピアノ・キーボードなどの鍵盤で再現できる音
- コード…エレキギター
- リズム…ドラム
といった感じになるので、この3要素があればメタル系の作曲が進められますね。
ベースが無いぞ!と思ったベーシストの皆様、ごめんなさい。
リズムとコードの部分の「つなぎ」の役割だと見なしているので
最低限のデモ作曲の時には使ってないんです…。
僕はベースの音が大好きです!!!(強調)
エレキギター音源には気合を入れた方がいい
フロントマンであるボーカルから見ても、メタル系楽曲の主役はエレキギター一択です。
エレキギター音源だけは気合を入れた方が、モチベーションも上がり作曲のアイディアも浮かぶという
いいサイクルが得られます。
ギターの音がカッコいいとそれだけでクオリティも高く聞こえるという点もメリット。
また、近代のメタルはドロップチューニング、多弦を活用しますが
こういったサウンドにも対応できることを、音源選定の基準にしても良いでしょう。
僕は以下の理由から、奮発して
AMPLE METAL HELLRAZER III を使用しています。
https://sonicwire.com/product/A9115
- 音源内のサウンドのクオリティが高く感じられる(外部エフェクターをまあまあ繋がなくても良い)
- 9弦ギター音源なのでモダンなメタルに必須の7,8弦ドロップチューニングの音域も余裕
- 打ち込み用「Rifferパネル」という独自機能が使いやすい
人に聞かせるなら良いドラム音源を(バンド内だけなら付属音源でいいよ)
ドラム音源はそもそものクオリティの違いもありますが
後処理がどれだけ大変かという点でも、有償と無償のソフト音源差が大きいです。
例えばDAW付属のドラム音源の場合、全く使えないというわけではありませんが
打ち込み後のダイナミクスの微妙な変化、パラアウトしてサウンドの処理など…
フレーズを打ち込んだあとに膨大な処理を行わないと
いかにも打ち込みです!といったサウンドになりがちです。
その点有償のドラム音源はベタ打ちで鳴らしても
「それっぽく」聞こえるものが多いです。
タイトルの通りですが、メンバーに聞かせるだけのレベルであればベタ打ちの状態でも良いかと思います。
いっぽう、作曲を行った後SNSやYoutube、あるいはCDなどでデモ音源として配信する場合は
いかにも打ち込み状態のドラム音源は避けたいところ。
自分の作成する音楽が、どこまでの人に聞かせるものかという点で
投資するかを検討すると良いでしょう。
ちなみに僕はデモレベルのレコーディングまでを自身で行うため
ドラム音源は有償のSteven state drum 5 をつかっています。
https://miyaji.co.jp/MID/product.php?item=SSD5
特に編集もせず、ベタ打ちの状態で聞いてもサウンドに違和感が無く、重宝しています。
鍵盤はガイドラインとメロディ用なのでDAW付属で良い
ポップスやEDM系の音楽ではメインとなる鍵盤(ピアノやキーボードといった音)ですが
メタルにおいては脇役となります。
とくにシンセ音などがほぼ入らないゴリゴリなメタルではなおさらです。
では何に鍵盤を使うかと言うと
- ボーカルの仮メロディ
- コード進行のガイドライン
に使用します。
インスト以外ではボーカルが必ずいて、3要素のうちメロディを主に担当します
作曲段階ですんなりとメロディラインを決めて歌で入れてしまえるような天才肌であれば不要かもしれませんが
楽曲と不協和音がおきていないか、メロディラインがかっこいいか、など
実際に音階で打ち込んで確認したほうが分かりやすいです。
またギターが弾ける方であればガイドラインとしてギターのコードバッキングでも良いですが
ギターが弾けない場合、コードを追うのは非常に難解です。
鍵盤を用いて音階を確認しコードを組み立てる方が、視覚的にも、打ち込みの難易度的にもかんたんなため
後で消す前提で、コード進行は鍵盤を使って組み立てて行くと作業が非常にスムーズになります。
まとめ:とりあえずギター音源買って作曲始めてみよう!
楽器弾けない人間である僕が、普段どんな環境でメタル作曲しているかを一通り書きました
音楽を構成する3要素を
- メロディ…ピアノやキーボードなど鍵盤で再現できる音
- コード…エレキギター
- リズム…ドラム
このような音源で対応し、デモ楽曲を作っています。
作曲できると自分のやりたい事や世界観が直接表現できて強いですよ!
ぜひ気軽にやってみて下さい。
それでは!
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